Company Profile / 会社案内
ハーバーハウスヒストリー
釣船茶屋はこうして生まれた
私たち株式会社ハーバーハウスは、もともとユニフォームやTシャツ、グッズなどを製造・販売するアパレル業からスタートしました。
その後、外食ビジネスに注目した私たちは、福岡市西区に一軒の居酒屋を開業しました。それが後にヒットコンセプトとして大化けすることになる「ざうお」だったのです。
「ざうお」は当初から新鮮な魚介類をおいしく食べられる居酒屋でしたが、お店のスタイルは今の釣船タイプではありませんでした。
当社の会長である高橋徳記は「モノづくり」が大好き。
だからというべきか、なんと居酒屋の店舗までも手作りしてしまおうと考えたのです。
台風で倒壊した建物の木材を譲り受けて店舗に使うなど、オリジナリティあふれる店づくりを行いました。
「店舗を手作りする」というコンセプトは、現在に至るまで変わりません。今では社内に「建築部」という部署を設置し、「ざうお」のお店を手作りし続けています。
「ざうお」の転機は3店目の野間店をつくるときに訪れました。倉庫だった建物をそのまま店舗に改装することにしたのです。
もとが倉庫だけに、店内は広々。その空間を見た高橋が言いました。「そうだ、フロアの中央に大きないけすを作って、水車を置こう」。
しかし、柱が邪魔して水車を置くスペースが取れません。
高橋はさらに、「それなら、この柱をマストに見立てて釣り船を作ろう!」。
「ざうお」のシンボルともいえる釣り船は、こうした経緯で誕生したのです。
こうして野間店は、大きないけすの中に釣り船が浮かぶ、というスタイルになりました。
いけすではもちろん魚たちが泳いでいます。
高橋が今度はその魚を見て「これ、釣れるんじゃないか?」と言い出しました。試しに釣り糸を垂らしてみると、これが面白いように釣れるのです。
「お客さんにも釣ってもらおう」
高橋のこの一言で、「釣船茶屋ざうお」のコンセプトが決定したといえるでしょう。